GalapaBrowserは出来るだけ携帯電話と同じフリをしてサイトにアクセスを行いますが、サイトによっては「本当に携帯電話からのアクセスなの？」と、携帯電話のネットワークからのアクセスであるかを調べているところもあります。
GalapaBrowserはiPhone専用のネットワーク、またはWifiで接続している場合はインターネット経由でサイトにアクセスしているため、前述の対応がされているサイトは残念ながら閲覧出来ません。ゴメンなさい

「端末IDの送信」とは一般的な携帯電話に備わっている機能で、サイトを見る際に「私の携帯電話を特定するID(識別子)はこれですよー」とサイト側に自動的または任意で送信される情報です。
何のために送信するのかというと、例えば会員制のサイトの場合、毎回IDとパスワードを入力するのは面倒ですよね？なので、一度IDとパスワードで認証したあとのログインは、この端末IDを送信することによって「私の携帯ですよー」とサイト側に伝える事が出来るんです！
その機能をGalapaBrowserでも利用したい場合はこの機能をオンにします

全てDoCoMoの携帯電話に搭載されている端末IDの一種です。
まず「iモードID」とは2008年4月から送信が開始された、DoCoMoの端末IDの中でも一番新しい規格です。値は7桁の英数字で、携帯電話側でで送信する設定になっているとユーザーの確認無く送信されます。この端末IDを使って認証などを行っているのは、比較的新しいサイトに多いです。またこのiモードIDは契約者毎に決められているので機種変更を行ってもIDは変わりません。
次に「端末シリアル」ですが、こちらは携帯電話毎に定められた端末IDで機種変更を行い、携帯電話が変わってしまうとこの値も変わってしまいます。ですのでこのIDで認証を行っているサイトは少ないです。15桁の英数字で構成されています。
「FOMAカード番号」は携帯電話に刺さっているSIM(FOMAカード)毎に定められているIDなので、こちらは機種変更をしても値は変わりません。送信する際は「製造番号を送信しますか？」とユーザーに送信の確認を行われます。一昔前のサイトはこのIDで認証を行っていました。20桁の英数字で構成されています。
最後に「UID」ですが、こちらはDoCoMo公式サイトでのみ利用できるIDなので、GalapaBrowserでは設定しても使う機会はありません。公式サイトを作ったりしている人にはデバッグ用として一応使うこともできます。

「EZ番号」とはauの携帯電話でサイトを見ると送信される端末IDです。昔は「サブスクライバID」と呼ばれていました。契約者毎に割り当てられる番号であるため、機種変更があっても値は変わりません。IDの形式は「(14桁の数値)_(2桁の英字).ezweb.ne.jp」となっています。

「J-PHONE UID」はSoftBank携帯から送信される端末IDで、契約者毎に割り当てられる値なので機種変更をしても変わることはありません。値は16桁の英数字です。
「端末シリアル」は携帯電話毎に割り当てられるIDですので、機種変更をすると変わってしまいます。値は15桁の数字です。

今もまだ携帯電話をお持ちならば、その携帯で下のサイトにアクセスすれば各端末IDが確認出来ますよ！
http://galapa.maru.jp/env/
URLの入力が面倒な方用にQRコードも用意しました

上記サイトで表示された情報をそのままGalapaBrowserに設定すると、お持ちの携帯電話と同様に端末IDを送信することが出来ますよ
既に携帯電話を解約してしまった方はゴメンなさい